こんにちは。管理人のねこまるです。
NFTを購入したいけど、ガス代が気になる。。。
ガス代なしで買う方法はないの?
こんなお悩みを解決します。
この記事ではガス代不要でNFTを買う手順を紹介します。
その方法とは、
オファー機能を使う。
ことです。
世界最大のNFT取引サイト「OpenSea」のオファー機能をつかって注文を出せば、ガス代の負担なしでNFTを購入できます。
オファーには、
- 作品へのオファー
- コレクション全体へのオファー
の2通りあります。
2通りそれぞれのオファーのやり方の手順を画像付きで解説します。
ガス代もばかにならないので、お得にNFTを購入したい方はぜひおためしください!
NFTを買うには、仮想通貨が必要です。
仮想通貨口座をつくってから本記事を読むと、スムーズにNFT購入ができます。
※登録に一切お金はかかりません
※スマホからでも申込可能です
詳しい登録手順は以下で解説していますので、こちらも参考にしてください。
口座開設して準備できましたか?
それではさっそく解説していきましょう。
ガス代がいらない理由
まずはじめに、ガス代不要でNFTが買える理由を解説します。
OpenSeaでは、売買成立の方法によってガス代の負担者が異なります。
- 固定価格での販売:ガス代は購入者が負担
- オファーでの販売:ガス代は販売者が負担
- オークション販売:ガス代は販売者が負担
「固定価格での販売」とは販売者が「100円で売る!」と価格を決めて出品し、その価格で買いたいと思うひとが購入する流れのことです。
最終的に買うと決めているのは購入者なので、購入者側がガス代を支払います。
オファーとオークションは、購入者から出された希望価格をふまえて販売者が最終的な売却価格と相手を決定します。
最終的な売却価格は販売者が決めているので、販売者側がガス代を支払います。
この記事で紹介する「Offer」(オファー)では、最終的な決定者は販売者です。
だから、ガス代は販売者のみが負担することになるため、購入者はガス代を負担せずにNFTを入手することができるのです。
うまく利用すればとてもお得です♪
OpenSeaでオファーする手順
オファーとは、「購入希望を出すこと」です。
「100円で買いたい!」というオファーに対して販売者(NFT保有者)側が「100円なら売ってもいいよ!」とオファー内容を承諾すれば、売買が成立するしくみです。
OpenSeaのオファーには、
- 作品へのオファー
- コレクション全体へのオファー
の2通りあるので、順番に解説していきます。
※このあと、OpenSeaでの購入手順を解説していきます。(OpenSeaアカウントがあることを前提に話を進めていきます)
作品へのオファー手順
ほしい作品がピンポイントで決まっているときは、こちらの方法です。
まず、ほしい作品の詳細ページにいきます。
ここで『オファーを提示』ボタンをクリックします。
このような画面が出た場合はコレクションや作品に間違いないことを確認して、チェックボックスをクリック。
『価格』に希望の購入価格を入力します。
オファー時につかう通貨は、「WETH」です。
通常の「ETH」と「1:1」の比率で交換できる、オファーやオークション用にもちいられる通貨です。
まだもっていないかたは事前に入手しておきましょう。
『最低価格』は「底値」を意味し、出品されているコレクション内の作品のうち、いま現在いちばん安い価格で売られているものの値段を示しています。
『ベストオファー』とは、これまで過去に出されたオファー価格のうち、もっとも高い値段です。
「過去最高の購入希望(オファー)価格」ということです。
オファーの有効期限は、任意で設定できます。
『期間』の欄で「3日間」や「1ヶ月間」など、自由に設定しましょう。
※有効期限内にオファーが承諾されなかった場合、自動的にオファーは無効になります。
価格を入力したら、『オファーを提示』ボタンをタップします。
ウォレットが起動するので、オファー価格の内容を確認のうえ、「承認」と「確認」ボタンをクリックして進めてください。
これでオファーは完了です。
あとはオファーが通るのを待つだけです♪
コレクションへのオファー手順
こちらは、ほしい作品がとくに決まっていない場合につかいます。
「コレクションのなかのどの作品でもいいから、とりあえず1つ買いたい!」というときなどに便利です。
まずはコレクション全体のページにいき、右下にある『コレクションオファーの提示』のボタンをクリックします。
このような画面が出た場合はコレクションや作品に間違いないことを確認して、チェックボックスをクリック。
『価格』にオファーしたい値段を入力します。
『ベストオファーに設定』ボタンをクリックすると、現時点のベストオファーが価格が自動的に入力されます。
複数作品ほしい場合は『数量』からほしい分の数を選びましょう。
作品へのオファーと同様、『期間』でオファーの有効期限を自由に設定できます。
以上の項目すべて入力完了したら『オファーを提示』ボタンをクリックして進めましょう。
ウォレットが起動しますので、内容に問題なければ「承認」と「確認」ボタンをクリックして手続きを完了させてください。
これでコレクションオファーは完了です!
お疲れさまでした。
以上、OpenSeaのオファー機能をつかってNFTを買う手順の解説でした。
オファー機能をつかえば、ガス代不要でNFTを購入できます。
お得にNFTを買いたい方は、ぜひ活用してみてください!
オファーのメリットとデメリット
ここからは、オファーで購入することのメリットとデメリットを解説します。
メリット
オファーのメリットはおもに以下の2点です。
- 安く買えるかもしれない
- 購入時のガス代が不要
メリット①:安く買えるかもしれない
メリットの1つ目は、安く買えるチャンスがあることです。
たとえばフロアプライスが10万円相当でも、9万円相当の値段でのオファーが承諾されることはよくあります。
これは、「すぐに売りたいわけではないけど、ほしい人がいるなら売ってもいいかな。。」
と思っているNFTホルダーの方はけっこう多いということです。
「ダメもと」でもいいので、ためしに安い値段でオファーを出してみるもの「あり」です。
運よく市場価格より安く買えるかもしれません。
メリット②:購入時のガス代が不要
メリットの2つ目は、購入時のガス代が不要なことです。
ガス代が不要になる理由は、本記事内で前述したとおりです。
固定価格による購入の場合、購入するたびにガス代が発生します。
ガス代は1回あたり1,000円未満で済むこともありますが、高いときには3,000~5,000円ほどかかります。
特に最近はガス代が高くなりがちなので、ガス代がかからないのは大きなメリットです。
作品代金よりガス代が高くなってしまうこともありますね。。。
この点オファーなら、ガス代を気にする必要がありません。
安心してお得にNFTが買えます。
デメリット
つぎにデメリットです。
オファーのデメリットは、おもに以下3点です。
- 確実に買えるわけではない
- 好きな作品が入手できるとは限らない
- 通貨交換にガス代がかかる
デメリット①:確実に買えるわけではない
デメリットの1つ目は、確実に買えるわけではないことです。
オファーは、販売者(保有者)側がオファー価格を承諾してはじめて、売買が成立します。
裏を返せば、販売者側があなたのオファー価格を承諾してくれない場合、あなたはNFTを入手できないということになります。
オファーとは一種の「交渉ごと」です。
価格交渉がまとまらず、破談になる可能性があることを理解しておきましょう。
デメリット②:好きな作品が買えるとは限らない ※コレクション全体へのオファーの場合
デメリットの2つ目は、コレクション全体へのオファーの場合には、好きな作品が買えるとは限らないという点です。
コレクション全体へにオファーとは、「コレクション内のどの作品でもいいから、いちばん安いものを買いたい!」という内容のオファーです。
そのときに最安値の作品が入手できるしくみのため、実際にどの作品があなたのもとに届くのかはオファー後でないとわかりません。
オファーは通ったものの、入手できた作品がお気に召さないということもありえます。
コレクションオファーは、この点に注意して利用する様にしましょう。
デメリット③:通貨交換にガス代がかかる
デメリットの3つ目は、手続き上、ガス代が発生する場合があることです。
オファーには、「WETH」が利用されます。
「WETH」をもっていないと、オファーの実行すらできないのです。
日本円から直接「WETH」に交換することはできず、いったん日本円をETHに両替し、その後ETHをWETHに交換する必要があります。
この「ETHをWETHに交換」するときに毎回ガス代が発生するのです。
このガス代は交換のたびに必要なので、オファーをどんどん利用したい方は、
まとめると、オファーではNFTの「購入時には」ガス代が不要です。
しかし「購入の準備」(通貨交換)にはガス代が必要なのです。
この点に注意をしながら、少しでもお得に取引を楽しみましょう。
以上、オファーのメリットとデメリットの解説でした。
よくある質問
さいごに、よくある質問に回答します。
オファーまでの事前準備は?
OpenSeaでオファーをするためには、以下の事前準備が必要です。
- 仮想通貨イーサ(ETH)を買う
- ウォレットを作成する
- イーサをウォレットに送る
- オープンシーに登録する
- WETHを手に入れる
手順は以下のとおりです。
まだの方は、いまのうちに済ませておきましょう。
いざNFTを購入というときにすぐに動けるよう準備しておきましょう!
手順①:仮想通貨イーサ(ETH)を買う
まず、NFT購入に必要な「お金」を準備します。
おおくの場合、NFT作品の取引は仮想通貨(暗号資産)を介して行われます。
そのため、まずはお手元にある日本円をNFT購入に必要な「お金」である仮想通貨に「両替」する必要があります。
この「両替」は、仮想通貨取引所でできます。
「仮想通貨取引所=両替所」ということです。
初心者におすすめの仮想通貨取引所はコインチェック
仮想通貨の取引所はたくさんあります。
そのなかでもわたしのイチ押しは、国内大手の「コインチェック」です。
コインチェックはスマホ画面が使いやすく、初心者でも使いやすいのが特徴です。
中級者以上の方にも愛用されており、国内ビットコイン取引アプリダウンロード数も 4年連続No1です。
取り扱う通貨数が多く、とても便利で安心感があります。
はじめて仮想通貨口座をつくるなら、コインチェックはもっとも無難な選択肢のひとつです。
コインチェックの口座登録は無料です。
最短5分ほどで申請できるので、スキマ時間にサクッと済ませておきましょう。
※完全無料で最短5分で登録できます
口座開設時に運転免許証などの本人確認書類が必要です。
事前に用意しておくとスムーズに登録できますよ♪
コインチェックの口座開設の流れは、以下『コインチェックで口座開設する手順』で解説しているので、これから口座開設する方はぜひご活用ください。
仮想通貨イーサ(ETH)を入手する
無事にコインチェックの口座開設ができたら、日本円を入金して仮想通貨イーサ(ETH)を入手します。
日本円からイーサに「両替」するのです。
なお「イーサ」は、「ETH」のほか「イーサリアム」とも呼ばれます。
どれも同じものと理解してOKです。
NFT取引にはさまざまな仮想通貨が用いられますが、数多ある仮想通貨のなかでいま世界中でもっとも多く利用されている仮想通貨がイーサです。
NFTの世界におけるイーサのシェアは圧倒的です。
オファーでNFTを購入するには、「ETH」(イーサ)でなく「WETH」(ラップド・イーサ)をつかうので、最終的にほしいのは「WETH」です。
しかし「WETH」は「ETH」を交換して入手できるものなので、まずは「ETH」を入手しましょう。
手順②:ウォレットを作成する
続いて、先ほど入手したイーサを保管しておくための「お財布」を準備します。
仮想通貨やNFTを保管するには、専用のデジタルウォレット(お財布)が必要となります。
おすすめのウォレットはメタマスク
デジタルウォレットのサービスは世界中にたくさんありますが、いちばん有名なのは「メタマスク」(MetaMask)です。
メタマスクは、パソコンやスマホにインストールして使用できるデジタルな「お財布」です。
仮想通貨イーサを入金して残高確認ができたり、NFT作品の閲覧もできます。
このあとNFT作品の購入に利用するサイト「オープンシー」(OpenSea)では、メタマスクなどのウォレットを接続をしないとNFT取引ができません。
NFT購入においてウォレットの作成は「必須」なので、必ずインストールしてください。
メタマスクをインストールする
メタマスク(MetaMask)のインストールは無料です。
下記リンクよりインストールできます。
※公式サイトに移動します
スマホやタブレットのアプリを利用する場合は、以下よりダウンロードできます。
手順③:イーサをメタマスクに送る
メタマスクのインストールが完了したら、先ほどの手順①で購入しておいたイーサをメタマスクに送金します。
「両替」しておいたお金を「お財布」に入れるようなものですね。
パソコンの場合
パソコンで行う場合の手順を解説します。
まずはコインチェックのサイトにログインします。
ログイン後、『暗号資産の送金』をクリックします。
『送金する通貨』から『Ethereum』を選択します。
『追加/編集』をクリックします。
『新規追加』ボタンをクリック。
『通貨』の『Bitcoin』をクリック。
一覧が表示されるので『Ethereum』を選択。
『宛名』は任意なので、あとでわかりやすい名前を入力しましょう。今回の例では「メタマスク」とします。
『アドレス』にメタマスクのアドレスをコピーして貼り付けます。
参考:メタマスクのアドレスについて
メタマスクを開いたときに表示される、『0x』からはじまる数字と文字がウォレットアドレスです。アドレス部分をクリックすればアドレスがコピーされるので、そのままアドレスに貼り付けしましょう。
『サービス名』の一覧から『その他』を選択します。
『その他』を選択するとサービス名を入力する枠が表示されるので、「メタマスク」と入力します。
『受取人種別』はそのまま『本人への送金』で大丈夫です。
すべて入力しおわったら、『SMSを送信』ボタンをタップして、登録電話番号に送られてくる6桁の認証コードを入力します。
6桁の認証コードを入力したら、『追加する』ボタンをクリック。
『送付先リスト』にさきほどのアドレスが表示されているのを確認し、『×』で画面を閉じます。
『暗号資産の送金』画面にもどるので、『送金先』からさきほど登録したアドレスを選択。
『送金目的』一覧から「国内の商品代金の決済」を選択します。
『送金額』に送金したい数量を入力します。
なお、ETHの送金手続きをするには、1回あたり0.005ETHの送金手数料がかかります。
送金手数料は送金のたびに発生します。
一度にまとめて送金した方が手数料が少なく済むのでお得です。
『送金額』を設定したら、『次へ』ボタンをクリックします。
認証コード入力を求められるので、二段階認証のアプリを開き、認証コード(6桁)を入力し、『利用規約の規定を順守し送金しますか?』のボックスにチェックを入れ、『申し込みを確定する』ボタンをクリックします。
これでメタマスクへのイーサの送金は完了です。
メタマスクに反映されるまで、しばらくかかります。
気長に待ちましょう。
スマホ・タブレットの場合
メタマスクにイーサを送金するのは、スマホやタブレットでもできます。
手順は以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
手順④:オープンシーに登録する
次のステップは、NFT取引サイト「オープンシー」のアカウント登録です。
NFT売買をおこなうには、NFT作品を取り扱っている「お店」に行く必要があります。
この「お店」にあたるのが「NFTマーケットプレイス」です。
NFTマーケットプレイスのなかで、もっとも有名で利用者が多いのは「オープンシー」(OpenSea)です。
オープンシーは、2017年2月にサービスを開始した米国ニューヨークを拠点とした世界最大のNFTマーケットプレイスです。
アカウント登録は無料です。
以下のリンクから公式サイトに移動してアカウント登録を行いましょう。
手順⑤:オファーに必要なWETHを手に入れる
オファーする際には、「WETH」(赤色のイーサ)が必要です。
通常の「ETH」(黒色のイーサ)を「WETH」(赤色のイーサ)に交換する手順を解説していきます。
OpenSeaトップページの右上の『ウォレットマーク』をクリック。
そこから「WETH」に交換したい分の「ETH」の数量を入力します。
ETHとWETHの交換レートは1:1なので、必要なWETH分の数量を入力すればOKです!
数量を入力したら、『Add to offer balance』ボタンをクリック。
金額やガス代などを確認して『確認』ボタンをクリック。
『ETH』が減って『WETH』が増えているのが確認できます。
「WETH」を手に入れる手順は以上です。
これでオファーのための事前準備は完了です。
お疲れさまでした!
あとは本記事で紹介した手順に従って、オファーをしてみましょう。
今回は以上です。
この記事があなたのお役に立てればうれしいです。